イ・ユビ キョン・ミリの娘にして大型新人女優
2014/12/04
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世界のどこにもいない優しい男（セサン オディエドオンヌン チャカンナムジャ：세상어디에도없는착한남자）で、ソン・ジュンギが演じる主人公カン・マルの妹チョコを演じているイ・ユビ（이유비）。彼女はとても有名な女優の娘で、いわゆる二世タレントです。
けれど、そんじょそこらの二世タレントとは大きく違うところは、演技が非常にうまく新人にもかかわらず圧倒的な存在感を示せるところです。
ミルクのような肌を自他共に認めるソン・ジュンギでさえ、一緒に映ると自分のほうが黄色く見えると、その乳白色の肌を絶賛するほどの美肌を持つイ・ユビは、あの大女優キョン・ミリ（견미리）の娘です。
キョン・ミリという名前は知らなくても、大長今（テジャングム：대장금）で憎らしい敵役のチェ尚宮（サングン）を演じた女優といえばすぐにピンとくるでしょう。
その他にも、ドラマイ・サンでサンの母・恵慶宮 洪氏（ヘギョングン ホンシ：혜경궁 홍씨）を演じているので、日本でも有名な女優だと思います。
ネット新聞の記事などでは「母親譲りの美貌」と書かれていることも多いのですが、正直なところあんまり容姿は似ていません。どちらかというと彼女は父親似です。
イ・ユビが母キョン・ミリから受け継いだのは存在感と演技力です。「優しい男」でも、新人とは思えないセリフ回しの妙を見せています。
女性主人公ウンギを演じるムン・チェウォンがあまり滑舌が良くないため、イ・ユビのキレキレの台詞回しがとても光ります。
1990年生まれで名門梨花女子大声楽科出身。母はキョン・ミリ。韓国人が飛びつく条件がしっかりと整っています。
昨今、韓国ドラマ界では演技のできる若手女優不足が叫ばれ続けていましたが、今年に入り何人か時代を担う若手女優がポツポツと出てきています。そんな最中に出てきたイ・ユビは、今後間違いなく韓国を代表する演技者になることでしょう。