チャン・グンソク主演『きれいな男』　2008年以降の最低視聴率2.9％を記録。歴代ワースト9位

2013/12/12

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チャン・グンソク（장근석）、IU(アイユー：아이유）主演のKBS2水木ドラマ

きれいな男（イェップンナムジャ：예쁜 남자）が、2.9％という視聴率を記録しました。

さすがに資料を何度も見ました。

また、発表が間違っているのではないかと、複数のソースで確認もしました。

けれど、やはり2.9％で間違いありませんでした。

この数値は、2008年以降の最低視聴率で歴代ワースト9位です。

少し気になって過去の記録を調べてみました。

細かく精査はしていませんが2000年の低視聴率作品の裏番組は、イ・ビョンフン監督の大ヒット作・許浚（ホ・ジュン:허준）だったとのことですので納得がいきますね。

また、ワースト2の死六臣（サユクシン：사육신）は韓国の協力で、北朝鮮の俳優を使って撮影したドラマですので、この立ち位置なのもしかたがないと言えます。

『秋の夕立』については、キム・ソヨン、オ・ジホ、チョン・リョウォンと、今でも活躍している俳優が出演していました。チョン・リョウォンはその後も低視聴率であることの多い女優です。5％の常連と言っても差し支えありません。

韓国ドラマあらすじ団の記事チャン・グンソク主演『キレイな男』のティーザー（予告）が公開されました！で、『共演する女優にも、低視聴率俳優として敬遠される可能性も否定できません』と書いたのですが、さすがにここまで右肩下がりが続くと、実際にこの現象が起きることでしょう。

また、韓国のドラマ制作のシステムでは、視聴率の推移により、ほぼオンタイムで公告枠が売れていくのですが、低視聴率が続くと、ハナから広告主がそのドラマに対して公告を出さなくなります。

すると、ドラマ制作会社もドラマの制作費用を捻出できなくなり、資金がふんだんにある会社でなければ倒産の憂き目に合うことも十分に考えられます。

頼みの綱は日本への版権の販売なのですが、前作のラブレインでも思ったほどDVDが売れずに予想収益を下回りましたので、今回、最低視聴率を記録したということで、その線も期待薄となるでしょう。

ファンにとっては直視したくない事実でしょうが、ドラマは営利目的で制作されるものですので、利益を生まない俳優は淘汰されてしまいます。

やはり今回の作品は、チャングンソクにとって選択ミスです。これについては上のリンクの記事に記述していますが、せっかく骨太のいい演技ができるのですから、そういった作品を選ぶべきでした。

ベートーベン・ウィルスの時はほんとうにいい演技をしてたのにな～。

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