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主君の太陽 第15話感想(あらすじ含む)後半

   

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8/7からスタートしたソ・ジソプ(소지섭)、コン・ヒョジン(공효진)、ソ・イングク(서인국)、キム・ユリ(김유리)主演のSBS水木ドラマ・主君の太陽(チュグネ テヤン:주군의 태양)の第15話後半の感想(あらすじ含む)です。

主君の太陽 キャスト・登場人物

今話のあらすじは長くなったため前後半に分けました。

主君の太陽

それでは、あらすじを簡単に!

 

キム室長ハンナに会いに行く。『ヒジュとお前に何かあったのか?ヒジュが死んだ事件に、お前も関係があるのか?』と、キム室長。

久しぶりにキム室長に会ったチュグンは、話し相手がいなかったと大歓迎だ。けれど、キム室長は深刻な顔で、先に話すことがあるという。『双子は私の姪たちです』と、キム室長。

ハンナに対して、自分について回っていたのかと問うチュグン。叔父があなたのそばにいたからそうとも取れるとハンナ。そして、叔父はいつもメールしてくれていたという。もちろん、一方通行のものだ。

ハンナはヒジュが犯人だと聞き驚いたが、自分が犯人である道理はないという。それについてはキム室長も認める。裕福な家庭で愛されて育ったからだ。

ハンナはかつてヒジュからチュグンについて教えてもらった時のことを話す。あるクリスマスの日にプレゼントとともにやって来た王子様のような人だと。けれど話せないでいたことも。

ハンナは死んだヒジュが好きだったからチュグンに関心を持ったという。双子は同調するものだからと。けれど、自分に関心を持たないばかりか、『本物じゃない』と言われたから遺憾だという。

『そうだ、あなたは偽物だ。言ってることは信じよう。キム室長が保証するから』と、チュグン。

オフィスに戻りチュグンに謝るキム室長。死んだ姪が関係する事件の子供(チュグン)が気になって世話をしてきたのだというキム室長。それが、死んだ姪のためだと思っていたと。けれど、『自分がそばにいることが不便なら、終わりにします』という。

チュグンはそうしてくれと一言言うだけだった。

 

キム室長とハンナに出くわすテヤン。ハンナからヒジュの霊を見たのかと問われ、『ヒジュさんが犯人を守りたいと言っていました』というテヤン。顔色が変わるハンナ。『霊まで守ってくれるのなら、犯人は捕まりにくいですね』と言い去る。嫌だけどヒジュの頼みを聞かなければというテヤン。

カンウに対して、ハンナが共犯だと確信しているとチュグン。そして、証拠がないからしゃしゃり出てきているのだという。カンウは黙ってみているつもりかと問う。知りたいことを知ったからこれ以上何もしないというチュグン。意見の合わないカンウは、あなたのキングダム(王国)から出て行くという。

100億のレーダーが復活した。テヤンがチュグンの元へやってくる。ヒジュの話しなら聞かないというチュグン。一旦死んだ際にヒジュに会い、本を読み気が楽になったから、それで終わりじゃ無いのか、『ここで終わりにしたい』とチュグン。テヤンはハンナの傍にいるずっといるヒジュを見ていたという。

『見えも聞こえもしないのに、理解までしなければならないのか?だからお前もこれ以上、死んだアイツを見るな』と、テヤンの肩を掴むチュグン。ヒジュの霊が消える。

嫌だと言っていた自分の世界に関わろうとするテヤンに、気がきではないというチュグン。『けれど、楽になったじゃないですか』と、互いにだんだんと役に立たなくなるように、生きるのが楽になるはずだというテヤン。こういった言葉を聞き、テヤンに取っての自分は『失くしても少し残念な存在』でしか無いのだと悟るチュグン。

 

カンウはキングダムを辞める。アメリカに映画の撮影に行くというイリョンは、何度も食事の予約をしていたのに断られたと不満だらけで、今日こそは一緒に行くという。今日はあっさりとOKするカンウ。

安い食堂へ行く二人。カンウにタクワンを取ってこさせる隙に、イリョンはコーラに酒を仕込む。酒を飲んでから私を見れば、綺麗に見えない?と、イリョン。綺麗だというカンウ。

綺麗なのにどうして好きじゃないのかと問うイリョンに、カンウは『オレには必ず守りたい人がいるから』と、テヤンへの思いを述べ始めるカンウ。報われないイリョン。

テヤンは姉に写真集を見せ、旅行に行くという。海外じゃないかと問う姉。テヤンは自分のように霊を見ることが出来る人がいるのだという。その人は自分が病院にいた3年間、一緒にいたとも。

ジヌはジヌで、テヤンが一緒に行ってくれるのだろうかと思っている。もし一緒に行ってくれればチュグンを捨てやすくなるのにとも。

テヤンはチュグンを嫌いになったわけではない。自分と一緒にいれば気が休まらないだろうと思っているのだ。だから別れようとしているのだった。

 

ハンナがイギリスに戻ろうとしている。思ったより早かったなと、ハンナをキャッチするチュグン。チュグンはハンナが犯人だと思っていたが、キム室長が傷つくからと、先日は言い出さなかったのだ。ネックレスを差し出して消えろというチュグン。

テヤンに聞いたのかというハンナ。テヤンの名前を出されてキレかかっているチュグン。『死んでヒジュに会いたいか?』と、強い言葉を投げかける。ヒジュのことはすっかり忘れたのかというヒジュ。そう言いつつもチュグンを落とそうとしたハンナに、『双子でもお前に目線が行ったことはない』と言うチュグン。

『それなら真実を言いましょう。あなたが愛していたのはヒジュではないわ。双子の姉のハンナだったのよ』と、ハンナ。訝しがるチュグン。

旅行の荷造りをしているテヤンのもとにヒジュの霊がやってくる。『助けて、ごめんね』と言い、強引に乗り移る。

『オレの初恋がヒジュじゃなくてお前だと?』と、チュグン。ヒジュは片隅から見つめるだけで、声をかけたのはハンナだというハンナ。世界のすべてのものを持って輝くハンナに対し、暗く不幸だったヒジュ。それなのにハンナがチュグンまでも奪ったのだ。だから、ヒジュはあまりにも怒って、その日に(ネックレスを?)捨てたのだというハンナ。

ヒジュが一人でやったことで、ハンナは天使のような人だった。ハンナを思い出してみろというハンナ。そして、二人のうちの一人が死んだ、あなたも見たでしょうという。『死んだのはどっちでしょうね?ハンナか?ヒジュか?』と、ハンナ。

『お前誰だ?お前がチャ・ヒジュか?』と、チュグン。『私は優しいチャ・ヒジュよ。死んだのがチャ・ヒジュ。あなたが15年間もそう思っていたじゃない。死んだ奴は悪い女だと。死んだのが優しい方だとあまりにも悲劇じゃない。』と、ハンナ。

『お前がチャ・ヒジュだろ?』とチュグン。

『生きてる私は優しいハンナよ。あなたを愛していたハンナよ。だからまた戻ってきたんじゃない。また戻ってくれば、あなたが愛してくれると思っていたのに、とんでもない女性が挟まっていたわ』と、ハンナ。

『おまえじゃない。お前は偽物だ』とチュグン。

『今になってどうしたの?あなたは自分の傷のせいで、一度も死んだ子がなぜそうなったのか考えたことも理解しようともしなかったじゃない。知っているままにしていたほうが楽に生きられたのに』と、ハンナ。

『本当に、オレのせいで彼女は死んだのか?』と、チュグン。

『そうよ、あなたのせいで死んだのよ。私はハンナよ。違うと思うの?けれど、あなたは決して明らかにできないわ。とにかく、悪かったわね。チュ・ジュンウォン』と、縛られていたチュグンにヒジュが言った一言を投げかけるハンナ。

茫然とするチュグン。その頃、キム室長はヒジュの納骨堂であるものを見つける。

テヤンが空港にやってきている。ハンナは『チャ・ヒジュ』と呼ばれて驚く。『ヒジュ、私よ。あなたがチャ・ヒジュということを知っている唯一の人。私の代わりにハンナ・ブラウンとして生きるのが良かったの?貴女にあって直接話がしたくて、この人の体を借りたの』と、テヤン。

『そんなバカな』と、後退りするハンナ。『信じられないの?あなたが最後に私に言った言葉を言ってみましょうか?「ここでチャ・ヒジュは死ぬのよ。そうでなければ、ここでチュ・ジュンウォンを殺すわ。お願いだから、あなたがチャ・ヒジュとして死んで」』と、テヤン。

『あなた、ほんとにハンナ?』と、ハンナ。テヤンはさらに、あなたに会おうとして体を盗んだから、一緒に行こうという。うろたえるハンナ。

霊に乗り移られているテヤンは、ヒジュがハンナの人生を盗んだように、自分もテヤンの体を盗んだから、これからの人生を助けてくれという。双子じゃないかと。

ハンナは承諾し、『チャ・ヒジュがハンナ・ブラウンとして生きた様に、あなたもテヤンとして生きればいい、助けてあげるわ。そして、絶対にチュ・ジュンウォンの元に戻らないわ。ちょうど良かった。あの女が彼のそばにいるのが嫌だったのよ。あの女が消えるということは、チュ・ジュンウォンはまた一人になるのね。彼にヒジュの呪いがかかっているという話は、ほんとうに気に入ったわ。私はまた彼に呪いをかけていくのね』と、笑みを浮かべるハンナのふりをしているヒジュ。

『怖いからといって逃げないで、恥ずかしいじゃない』と、テヤンの言葉を思い出したチュグンは再び動き出す。

 

戻ってこない選択もあったし、話さない選択もあったのに、どうして全て話したのかと問うテヤン。ハンナとして戻ってくれば、チュグンを手に入れられると思っていたというハンナのふりをしたヒジュ。けれど、彼は偽物だと言ったのだという。

『(チュグンを)愛してたのがあなたじゃないというのを知っていたみたいね』と、テヤン。

『そうね、私は彼が愛してたハンナじゃないわ』と、ハンナのふりをしたヒジュ。

二人に近づくチュグンをカンウが止める。盗聴しているのだ。

 

『本当のあなたをチュ・ジュンウォンは知らないわ』と、テヤン。

『そうね、本当のチャ・ヒジュは自ら会ったことはないから。けれど、一生胸の中に残る名前は、私、チャ・ヒジュよ。』と、ハンナのふりをしたヒジュ。

頷き、『それが本当のあなたね』と、テヤン。

同じく頷き、『そうね、本当の私はチャ・ヒジュだから』と、ハンナのふりをしたヒジュ。そして、かつての本当のハンナがしたように、今度はあなたを守ってあげると、テヤンの手を取る。

『死んだハンナは生き残ったヒジュを守ってあげたいといったわ』と、テヤン。犠牲・献身・愛でヒジュを守ろうとしたハンナの心を最後までわからない事を指摘する。『けれど、あなたは、最後までわからなかったわね、チャ・ヒジュさん』という。

ハンナのふりをしたヒジュの顔色が変わる。騙したのか、ハンナじゃないのね、という彼女に対して、『ハンナを殺して、全てを騙したのはあなたじゃない、チャ・ヒジュさん。』というテヤン。

全てを明らかにできるモノは何もないというヒジュ。そこにキム室長が彼女を『ヒジュ』と呼びやってくる。死んだハンナのそばに残しているものがあるじゃないかと、天使の置物を差し出し床に落として割る。そこから、15年間行方不明となっていたネックレスが出てくる。

待機していた刑事が出てくる。そして、時効まで2日残っていると言い、ヒジュを逮捕する。彼女が欲しかったのはネックレスではなく、ハンナの人生だった。最後にキム室長はヒジュに向かって、ずっと一緒にいてやるという。

 

チュグンとテヤン。テヤンはハンナが最後に言いたいことがあると言っていることをチュグンに伝える。『チュンウォン、これ以上私が、あなたの苦痛でなければいいのだけれど』と、ハンナ。『ゴメン、何も知らずに憎んで、ゴメン』と、チュグン。チュグンは15年前の姿になっている。

互いに見つめ合い、ハンナはチュグンの頬に触れている。そしてついに昇天していく。

どうしてお前がなくのかとテヤンに問うチュグン。泣けないあなたの代わりに泣いているとテヤン。

テヤンに行こうというチュグンだったが、テヤンは去るという。自分と同じものを見ることが出来る人と行くというのだ。

チュグンが霊になった時に、太陽のように光っていると言ったのだというテヤン。自分は死んだ人を照らさなければならない太陽だと。『私はただ、霊にとって人気のある太陽になりたいんだけど・・・、社長に会っていると、死んだ人を作る不吉な太陽のようで、あまりにも恐ろしくて嫌なんです』と、テヤン。

『オレがいなくても残念なほどではなく、怖くて嫌になる、そんな程度の存在なのか?』と、チュグン。

『あなたのそばでそんな太陽ではいたくないの。もうあなたのそばから消えろと行ってください』と、テヤン。

今まで『消えろ』と言っていたのは、再びお前が戻ってくるのがわかっていたからだと言うチュグン。『お前がやれということをしてみよう。消えろ、テヤン』と、涙をうっすら浮かべて言うチュグン。

会釈をして去る涙目のテヤン。

去っていくテヤンの後ろ姿を見るチュグン。

『このまま太陽(テヤン)が消えたら、オレは・・・滅亡する』

 

 

第16話につづく

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