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イカさまタコさま 韓国の視聴年齢制限の説明はおかしい!

      2013/03/18

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3月7日に放送されたTBSの『イカさまタコさま』『韓国では15歳になるまでほとんどのバラエティー番組が見られない』という質問の答が本当だと解答していました。

結論から言うと本当ではありません!

テレビのバラエティーなんていい加減なもんだからスルーしておこうかと思ったのですが、何人かから質問されたので記事にすることにしました。

また、外注先なのでしょうが番組製作者からアンケートという名目で、こちらに数度メールで質問が有り回答もしていた経緯もあります。

まず、韓国のテレビ番組に視聴制限の表記があるのは確かです。制限なし・7・12・15・19歳以上視聴可の5段階に分かれています。

ドラマや音楽番組は15歳の視聴制限表記が多く、バラエティーは12歳の場合が多いですが、放送内容により同じ番組でも年齢制限は変動します。

例えば15歳以上の視聴制限が表示される場合には、番組冒頭に字幕で『15歳未満の視聴者は保護者からの視聴指導が必要』というような表記がされます。

これを読んだだけで、イカさまタコさまでの回答が誤りであることは簡単にわかると思います。保護者が指導する、例えばキスシーンのあるドラマを見て『おとなになるまでしちゃダメよ!』と指導しながら視聴すれば問題ないわけです。

実際のところ、いちいちそんな指導をする親なんていませんよ。たとえばKBSのミュージックバンクも15歳表示ですが、中学生以下、小学生や幼稚園児も親がそばにいなくったって見ています。

15歳の視聴制限が厳格に守られていたら、中学生以下はアイドルグループの映像を見たこともなく、休み時間でドラマの話題で盛り上がることもないわけです。そんなのありえないですよね!?

このあたりのことを事細かく説明して、担当者も納得していたようでしたが、結局はミスリードを誘う番組内容にしてしまったようです。

番組内で慶応のお偉い先生が解説していましたが、インタビューは色々カットされて編集されることもあるので、本当に『視聴禁止』という趣旨で話されたのかは定かではありません。

どういった経緯でそうなったのかもわかりません。番組が打ち切りだからやっちゃえと決定権者に言われたのかもしれませんし、担当者の単独の判断だったのかもしれません。

何れにしても、誤りを放送したことだけは確かです。

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