刀と花 キャスト・あらすじ
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7/3からスタートしたオム・テウン(엄태웅)、キム・オクビン(김옥빈)主演のKBS2韓国ドラマ・水木ドラマ・刀と花(カルグァ コ:칼과 꽃)のキャスト&1・2話の感想です(あらすじ含む)視聴率は第1話6.7%、第2話6.4%と、かなりこけ気味です。
脚本はクォン・ミンス(권민수)が手がけています。日本でも割と有名なのはボディーガードでしょうか。大ヒット作を手がけているわけでもなく、史劇の脚本を得意としているわけでもないようです。
監督(PD)のキム・ヨンス(김용수)は赤道の男(チョクドエ ナムジャ:적도의 남자)の大ヒットがあります。このドラマでは今回の主演のオム・テウンを起用しているため、息が合っているとの評が高いです。
左からパク・スジン、オン・ジュワン、チェ・ミンス、オム・テウン、キム・オクビン、キム・ヨンチョル、イ・ジョンシン(CNブルー)
時代は642年の高句麗(コグリョ:고구려)です。大祚榮(テジョヨン:대조영)や淵蓋蘇文(ヨン・ゲソムン:연개소문)を見ている方ならピンとくる時代かと思われます。
高句麗が滅亡への階段を登るきっかけとなった榮留王/栄留王(ヨンリュワン:영류왕)と淵蓋蘇文との対立をベースにして、榮留王の娘と淵蓋蘇文の庶出の息子が恋に落ちるという、高句麗版ロミオとジュリエットとして物語は描かれます。
どこかで聞いたような設定ですね?朝鮮版ロミオとジュリエット・王女の男(原題:公主の男:コンジュエ ナムジャ:공주의 남자)の二番煎じと言っても良いでしょう。しかも女性主人公の父が王役でありキム・ヨンチョル氏というところまで同じです。このパターンは大コケするパターンですよね(汗)
視聴率速報の記事でも触れましたが、極力セリフを使わずに描写だけでストーリーを伝える実験的な描写がなされています。チャレンジすることは良いことで、マンネリを打破して良い物が出来上がる可能性もあるのですが、いかんせん、見事に裏目に出ています。
演技派キム・ヨンチョル氏と狂気の役を得意とするチェ・ミンス氏は見事にその演出を消化して重厚感を出しているのですが、女性主人公のキム・オクビンが見ていられないレベルなんです。
史劇にはそれなりの演技の重みが必要ですが、彼女の演技にはそれがなく、何を表現しているのかわからないのです。そのため、意図しているのであろうストーリーも、視聴者側が憶測して補わないといけないのです。
ざっとレビューも読んでみましたが、韓国の視聴者もほぼ同様の声をあげています。そして、妙なスローモーションの間に、我慢しきれなかった人はおそらくチャンネルを変えたことどでしょう。
KBSの史劇のレギュラーのようなおじさまたちがこぞって登場しているため、しっかりと見て行きたいのですが、ひょっとするとドロップアウトするかもしれません。
早期に立て直しを測ってくれることを願うばかりです。
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