キム・ジョンハク監督自殺か?
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現在ものすごい勢いで『キム・ジョンハク監督自殺』というタイトルのニュースが、韓国のネットニュースのタイトルとして乱立しています。今のところは死亡の確認とそばに練炭があったことだけが伝えられていますが、そのうち公式発表があるものと思われます。
午前10時18分ごろ、京畿道ソンナム市で遺体が発見され、A4用紙4枚分の遺書も見つかったとのことです。
日本では通でなければ知らないかもしれませんが、キム・ジョンハクPDはドラマ界の生きたレジェンドです。日本で一番有名なのはペ・ヨンジュン主演の太王四神記(テワンサシンギ:태왕사신기)の演出を手がけた方です。
そして、今でも語り草になっているドラマで、韓国ドラマ視聴率歴代3位の砂時計(モレシゲ:모래시계)も彼の作品です。他にもチャン・ヒョクが主演した大望(テマン:대망)も有名です。
このような輝かしい経歴を持った方がどうして自殺に至ったのかというと、最近取り沙汰されていた横領や出演料未払い問題があります。イ・ミンホ(민호)が主演した信義(神医:シニ/シンウィ:신의)で起きたこの不名誉な疑惑で渦中の人でもありました。
また、キム・ジョンハク・プロダクションのもう一枚の看板が、大長今、イ・サン、トンイ、そして現在NHKBSプレミアムで放送中の馬医(ばい/マイ:마의)を手がけたイ・ビョンフン監督であることにも言及して置かなければなりません。
何かとお金に絡む訴訟の多い韓国ドラマ界ですが、彼の死によって制作システムのあり方などの再考を迫られるかもしれませんね。
ちなみに、現在大ヒット放送中で、キム・ジョンハク・プロダクションが共同制作しているSBS水木ドラマ・君の声が聞こえる(ノエモクソリガトゥルリョ:너의 목소리가 들려)の放送継続には支障が出ないことが確認されています。