最高だ イ・スンシン 見なければよかった?
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最高だ イ・スンシン(チェゴダ イ・スンシン:최고다 이순신)の1・2話を視聴しました。(※以下の記述にはあらすじが含まれており、ネタバレがあります。)主人公イ・スンシンにはIU。相手役にはお気に入りの俳優チョ・ジョンソク(조정석)。脇役もかなりいい俳優たちが陣取っていて、IU演じるスンシンの母親にはコ・ドゥシム、そして、スンシンのすぐ上の姉にはイニョン王妃の男で大ブレークしたユ・インナ。
これだけでも見る価値有りです。
そして、初週の放送を見たわけですが・・・
『見なければよかった!』と思ってしまいました。
記事の題は逆説的な釣りで、予想以上に面白かったんです!IUの演技は可もなく不可もなくというか、周りが上手いので逆にイマイチな印象だったのですが、補って余りある助演陣の演技がいいんです。
土日の夜のこの時間帯のドラマはほぼ結末がわかっていながらも、主婦や年配の方が楽しんで見るドラマなので、予測不能からくる面白さというのはないのですが、安心してはまれる楽しさがあります。
日本ではミニシリーズか時代劇が人気で、この手のドラマはさほど高視聴率は取れないのですが、韓国ではこの枠のドラマは無敵で、すでに1話目で22.2%、2話目で24.3%の視聴率を記録しています。
すでに、同時間帯の前作、『いとしのソヨン』の初期を凌ぐ視聴率です。
個人的に月火水木で5本☓2話で10話のドラマを、日曜はNHKの韓国時代劇2話を見ているため、『最高だ イ・スンシン』を見始めると正直かなり辛いです。金土はゆっくりとしようと 思っていたのですが、そうは言っていられなくなりました。
ただし、他のドラマのように文字数の多いあらすじレビューを書くのではなく、簡単な感想にとどめていこうと思います。
さて、まずは設定で笑ってしまいます。スンシンは誰もが知っている李舜臣将軍と同姓同名なのですが、ユ・インナ演じる一つ上の姉がユシンです。これも有名な金庾信(キム・ユシン)将軍です。
そして、ソン・テヨン演じる一番上の姉はヘシンです。この音を聞いてぱっと連想するのは慧身(ヘシン)。阿羅漢の功徳を意味する言葉です。
3人とも実に男性的な命名のされ方ですが、これは彼女たちのおばあさんが両班家出身で、男児を願っていたからのようです。
スンシンは美人でスペックの高い姉二人には比肩できないダメな末っ子で、就職面接の際にはその名前から『独島を守れ!』と言われ相手にされなかったり、家族から誕生日を忘れられたりと、付きのない人生を送っています。
片思い相手のコ・ジュウォン演じるパク・チャヌは姉ユシンのことが好きそうだし。
主人公シン・ジュノとはスンシンがバイトしているホテルでのバイトの際に粗相をして面識ができます。けれど、この出会いは限定的なものでした。
その後、彼を語る詐欺師にスンシンが騙され、詐欺師を追っているスンシンをチュノが車で轢きそうになります。
チュノが思いを寄せる女優チェ・ヨナを自分の会社に所属してもらおうと誘うものの彼女は保留します。それはチュノのプロデュース能力がわからないからです。
そこで彼女はスンシンを指し、あの子をスターにできる能力があるなら所属してあげると言うのです。平凡な風貌でダメっ子のスンシンがチュノによりどう変わるのか?
これが当面の見どころになるのでしょう。
そこに、おそらく三角関係の相手になると思われる、イ・ジフン演じるチュノのアメリカ時代の先輩デカフェの社長キム・ヨンフンも絡んできます。個人的にイ・ジフンも好きな俳優なんですよね~。
というわけで、ますます見逃せないドラマとなりそうです。